ヤマザキのサンスイート
ヤマザキの食パン。
カットされずに売られている食パン。
それが『サンスイート』。
栄養を見るとカロリー高めで、
原材料の二番目、マーガリンの影響と分かる。
一般的な食パンに対して脂質が高め。
まずはトーストせず生で食べてみた。
生地はもろいほどに、ふんわり柔らかい。
同社の「ふんわり食パン」を思わせる感触。
食べると、
生地は感触そのままにとても柔らかく、歯応えは皆無。
口どけよく、すぐとろけてしまう。
まるでケーキのスポンジ生地の如く柔らかい。
そこに租借を要さず。
生地の味としては、けっこう甘め。
噛んでも甘さのみが味として呈し、これはパンというよりは子どものお菓子に近い感覚。故に、主食パンとしては微妙で、外人にこれが食事用のパンといえば「ウソだろ!?」と驚かれそうな一品。
歯応え、食べ応え共に微々たるもの。
次にトースト。
というか、ホットサンドに。
食べてみると、生地はサクッとし、歯切れよい。
然し特徴的なのは、ともあれこれが皮肉的特徴なのだけど、トーストしても味がほぼ変わらない、といった事が特徴的。
つまりポテンシャルがその程度、ということを知らしめ、けれどサイズ的には小ぶりで耳部分も柔らかく、故にふんわりとしたサンドウィッチにはちょうど良いパン。
トースト後の状態はすだちが目立ち、油脂多目のパンなので、一種のデニッシュパン的味わいを感じた。
値段上、マーガリンなのは仕方がないと言えるだろうけれど、油脂のうま味は程ほどで柔らかいばかりのジャンク感が目立つ食パン。
柔らかすぎてパンとしての存在感が薄く、口どけも過度であって、食べ応えは皆無。
小麦の味も乏しく、人工的な甘みと油脂感が目立ち、これはもう菓子パンと呼べる。
お菓子のような食パンと称して過言でなく、お子様向けのパン。
栄養的にも偏りあって微妙であり、つまりは値段相応のパン。
そういった意味では、想定通りであり、期待通りではあるかもしれない。
ヤマザキパンの”パン・オ・ルヴァン”シリーズ
ヤマザキの3月新商品である”パン・オ・ルヴァン”シリーズ。
少々気になっていた中、安く見つけたのでなんとなく買ってみた。
まずはプリエーゼ。
ルヴァン使用とのことで期待。
内層。
気泡がとても大きく、実にワイルドで正直驚いた。
持つとクラストが硬い印象。
食べてみると、酸味が強め!
ホールセールのパンとしては珍しいほどに酸味が強くて本格的。
しかし食感としてはホールセールのパンっぷりを如何なく発揮し、
クラストはほんのり硬くソフトフランスのような硬さで、クラムはボソボソした食感。
全然モチモチしておらず食パンにもフランスパンにも劣る食感で、安っぽいソフトフランスの生地のそれとほぼ同じ。
味としても酸味ばかりが主張し、他の味は薄くて一辺倒。
粉の味もかき消されて、安い風味をルヴァンの酸味で誤魔化しているといった印象。
それでもこの酸味は独特で、チーズ等との相性の良さを思わせ、
料理に会わせる等には良さそうなパン。
味はまあまあ本格的。
けれど食感は相変わらず。
しかしホールセールのパンで低価格。そう考えるとなかなかよく出来ていると思う。
これを食べ、スクラッチベーカリーのルヴァン種のパンを食べると「こんなに違う!」とスクラッチベーカリーのパンの良さを再確認するに適したパンでは?
それぐらいのパンだった。
あと表示のカロリーとしては一包当り374。
だが計るとこの一包の総重量は198g。
とすると100g当りのカロリーは約189となり、さすがに低すぎる。
確実に間違っており、もう少し正確なカロリーを表示するか、100g当りのカロリーを載せてほしいものである。
こちらはプリエーゼと打って変わって気泡は実に密。
意外と多めにレーズンと胡桃が入っており、それらの味が隙間なく入り込む。
レーズンは甘く、胡桃の油脂感も酸化さはなくて普通に美味しい。
生地は多少ボソボソするもののレーズンと胡桃がそれをカバー。
これに関しては、想像以上に美味しく、そしてよく出来ていた。
これはホールセールのリーンなパンの中ではおすすめ!
あと双方にも、原材料の末端には
”酵素”があり、少々気になった。
ゴントラン シェリエのパン
ゴントラン シェリエの新宿サザンテラス店。
なかなか混んでおり次々と入店が続けば人気具合を伺わせ、
購入したのは2個。
2016年パンオブザイヤーを受賞したというクロワッサン(180円)と、
味噌セーグル(ハーフカット220円)。
まずはクロワッサンから。
見た目。
少し潰れてしまっていた…。
特徴としては背が高く、
一層一層がくっきりと見える、折り込みが成す成形の美しさ!
そして焼き目が薄め。
クロワッサンはけっこう濃い焼き色をつけるところが多かったりするので、
ここのクロワッサンは少し意外。
1個の重量57g。
内層。
細かい層の連なりを想像していたが、実際は違った。
層はまばらで、空洞が予想外に広い。
緻密さを層にあまり感じず、膨らみ具合からは発酵の良さを思わせる。
そして漂うバターの香り!
『2016年パン・オブ・ザ・イヤークロワッサン部門金賞』
と高い評価を有するので、期待して食べてみた。
食感としては、パリッと油脂がもたらすクロワッサン生地王道の食感。
そして膨らみ具合により層はそれほど密でないので、ふんわりと軽い口当たり。
しかし何より驚くのは、味の濃厚さ。
一口のみでバターの味がぶわあーっと広がり、これは美味い。
「美味い!」と思わせるよう、本能に刺激する味。
バターという存在をありありと誇示し、そのうま味を堪能させる。
バターに合わさる甘味は相乗効果となって、油脂と甘味の絶妙なバランス具合。
そこに中毒性があると言われる小麦が加われば、そこにあるのは悦楽をもたらすパンであって、美味くないわけがない!
クロワッサン人気の理由をギュッと凝縮したような完成度のえらく高いクロワッサンで、このクオリティを考えれば180円は十分に安い。
教科書、お手本のようなクロワッサンの味であり、そこに付け足すはフォルムや食感。
「もっとパリパリするほうが好き!」
「よりサクッとした層のものが好き!」
など細かい好みの差異が出ようと、味としてはこれがひとつの完成系。
そう思えるほどには満足できる味であって、お手本になる。
微かな塩気も甘みを引き立て、絶妙な塩梅。
流石に金賞だけある一品で美味しかった。
買いに行く価値あるクロワッサン。 絶品。
それでいて180円という値段には、驚嘆してしまう!
クロワッサン・ジャンキーを生み出してしまいそうな、危険なパン。
続いて味噌セーグル
ハーフカットでも233gのボリューム!
それで220円なのだから安い!!
そして賞味期限が購入後二日もあるのが特徴的。
内層。
クラムは密で、気泡は小さくまばら。
それらが膨らみ難いライ麦を思わせる。
パン自体から、赤味噌のようなほんのり甘い香りが強く広がり、少し驚く。
ドイツパンのように詰まっており、
持つと、どっしりしていて重量感がある。
食べてみると、意外!
見た目からして、食感はボソボソとして硬め。
そんな風に思っていたが、実際はまるで違う!
クラムは想定外に柔らかく、もっちりとはしておらず、歯切れ良い。
クラストも同様。硬くなくてさっぱりとした食感。
クラムは口どけよくて、油脂を感じさせぬ味ながらもまるでブリオッシュのような口溶けの良さ!
この見た目に相反する食感にまず驚き、次にすぐさま味においても驚かされる。
『味噌』味の主張が著しく、とても濃厚!
一般的な天然酵母のパンの味とはまるで違う。
味噌好きが味噌のため味噌マニアに向けて作ったかのように、味噌の風味が一挙に押し寄せ、口全体に。すぐさま押しかけ、成す術なく味噌味の美味いパンを味わう羽目に。
よって、多少なりとも不思議な一品で、しかしこのライ麦風味と味噌の相性は抜群に良い!ライ麦パンと味噌の相性がこれほど良いとは!と完成度の高さに驚き、口どけの良さ、歯応えの軽さにも然り。
それでいてこの濃厚さ。
凄い
の一言。
厚めのクラストを錯視と思わせるほどの柔らかさに、色合い以上の濃厚な味。
味噌を口に入れたかのような味の濃さ。
そこに混在する歯応え。
味噌とは違って租借を要し、けれど広がる味噌風味。
合わさるライ麦との絶妙なコントラスト。
癖のある物同士がケンカせずに交じり合い、実に美味い。
味噌好きには鉄板の逸品。
けれどそれ以外、味噌嫌いにとってはおそらくまるで駄目なパン。
それほどには濃厚であって、特に味噌好きでなくとも、嫌いでなければ良い意味で驚くこと請け合い。
ともすれば、おそらく織田信長がこのパンを食べても絶賛していたと思う。
ここまで個性的かつ完成度の高いパンは稀有な存在。
味が濃いので、少し食べただけでとても満足感のあるパンであり、
噛み応えも、食べ応えもあって、ダイエットにもいいのではと薦められるほど。
面白く、そして価値があるパンであるので、一度食べてみるのをお勧め。
ゴントラン シェリエのパン、
想定外のクオリティに正直だいぶ驚いた。
もっと普通かと思いきや、 良い意味で期待を裏切られ、
何よりこのクオリティでこの価格!
破格であり、味のみならず、「凄いな」と価格に関しても大いに思う。
凄く良かったので、東京行く際にはまた寄ろうと思う。
CHEZ MADUイクスピアリ店のミルクフランス
東京の舞浜駅すぐ近くのショッピングモール内、
そこにあるパン屋。
CHEZ MADUイクスピアリ店。
フランス生地のパンがあったので、
気になり、一つを買ってみた。
ミルククフランス。1個240円と高め。
しかし500mlペットボトルより長く、けっこう大きい。
1個の重量92g。
内層。
気泡はあまり目立たず。
そしてミルククリームのフィリングはマーガリンのように固形であって、
油脂感が強い印象。
生地は持つと、時間経過に対しての硬さはなく、指で押せば容易にへこみ、ソフトフランス?と思わせる。
食べてみると生地はもっちり。
ミルククリームは練乳風味が濃厚。
生地はリーンな生地ほど硬くなく、
クラムのみならずクラストも、もちもち気味。
生地はソフトフランスで、もちもちしているが気丈な歯応えはなくて物足りない。
万人向けの硬さにとどまり、ハード系の好きな人には物足りない歯応え。
日本のパンはお菓子だな、と言われそうな食感のみ。
食感は引きがあってもちもちしているのが特徴的で、そこでふと気付く。
通常、時間がたてばパサつくところをこのミルククリームが補い、パサつく食感がなく良い具合にもちもちとしている。
とすると、時間経過によってのでんぷんの老化(糖質のβ化?)を、ミルククリームを挟むことで防ぐ!
油脂を挟むことで劣化を遅らせ、もちもちとした食感を残すパンと成る。
油脂感の強いミルククリームによって保存性も高く、生もののような鮮度の心配も薄まる。するとこうしたフィリングはシンプルなパンの鮮度を保つには良いアイデア。
パンに保水クリームで化粧をしたかのようなこの一品は、
翌日に食べても、もちもちとしており、その食感が万人向けであり人気の秘訣かと。
クリーム自体、甘みが強くミルキーのような味わいで、老若男女に好かれそう。
そして、数多のパン屋でミルクフランスが存在する理由を知った心境。
商品として人気があるのはもちろんのこと、品質管理が楽だからでは?と思えた。
しかしこのパンにおいての感想は、美味しいながらも味は普通であって、あんぱんやクリームパンのような万人受けする普通の味。
特筆さはあまり感じられず、240円はちょっと高いのでは?と思う。
そこは観光地価格といったところか。
運のいい人の法則
- 作者: リチャード・ワイズマン博士,矢羽野薫
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2011/10/25
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 5回
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読み終えまず思うのは、
期待はずれ、
ということ。
文庫ながら尼で中古価格が400円以上と高め。
然し中古価格が高くても、良い本とは限らないことを示すような一冊であり、
内容としては薄い。
運の良さは思い込みによる相乗効果である、
といった仮説を長々と解説する内容に尽き、
すると相反する結果には目を瞑り己の仮説を証明する結果ばかりをクローズアップ。
科学的な信憑性に乏しく、数百人からのデータにより科学的に運のよさの法則を…とあって統計的な信憑性を思わせながらもその後の実験はごく少人数で行われて科学的とは言えず。
正直、だいぶ稚拙な内容。
期待値や表情に伴う意識の変化は生化学や脳科学的にも数多述べられ、
テレビなどでもよく紹介される事象。
端的に言えば、本人の思いかた次第ですべて良くも悪くもなる、ということ。
故に「いまさらこのことを大げさに?」とつい思う。
不安や不幸に思う傾向についても、欝について等の本を見ればより明確に解説があり、ならばそういった本の方が、どのようなものを食べれば気分が改善されるか?等といった生化学的知識があり、精神論も大事だが、その精神を作るものにも着目してもらいたい。
本書はあくまで、ライフハック的な領域を抜けきらず、科学と銘打つが所詮そこらの自己啓発本と大して変わらない。
要するに、観念論的解釈の拡大であって、ボトムアップでなくトップダウン形式の思考によって幸せになりましょう、と訴える。
もちろん、ただ闇雲に幸運であると信じるのではなく、
それに伴う行動を起こしましょう!
といった、至極当然のことを述べるのみ。
その行動の結果さえ、
「思い方次第でどうにでもなる」
と言ったことを示すに過ぎず、長々として言うのはこれだけかと。
さらに先には、
「では幸せとは?」
と言う問いに帰結し、そこではまた
「思い次第でどうにでもなってしまう」
という投げやりな解決に至る。
糞を踏もうが、「最悪!」と思わず幸福に思うには
「糞を踏んだから、電車に遅れず済んだ!」などと、成立しない相関を見出しては己を幸福であると呼びかける。
いかれた思考も本人次第では成立し、上記の例えは極端なだけで誰しもが無関係のものに相関を作りたがる。
「遅れていったけど、残り1個在庫があった!」
「嫌々行ったパーティーで、理想の人に出会えた!」
それはただの偶然であって、遅れて行こうが嫌々行こうが関係なく、それは理想の相手である保証もない。
あるのはただ、「最高よ!」といった妄信的な思い込み。
危険なのは、この妄信さに傾向しすぎる事。
確率的には全く無関係!と一方を突っぱね過ぎるのも極端だが、
多少なりとも懐疑的でなければ相手の思う壺になるばかり。
故にバランスが大事であるのだけれど、本書においては偏っている。
さらに、この本にある誤謬がそこで、ならば逆説的にもこの本に沿い、
「今の不幸も将来の幸福の糧のため」
と思い込んでしまえば、本書に述べる幸福への心がけもやらずに済んでしまう。
内容の最後には、幸せになるための4つの法則、それを実施した元不幸な人による改善経過のコメントがあり、どれもが法則への絶賛ばかり。
運気の上昇を主張し、幸運なことばかり起こる!と興奮して捲くし立てるような意見のみが、個人的な体験とともに載せられている。。
一言で言えば胡散臭い。
二言で言えば宗教的。
そこで述べられる改善した者の声は個人的体験が主で客観性に乏しく、絶賛の嵐は、まるで洗脳を試みるような狂気性。
あと、「人は迷信を信じているか?」の実験として、はしごの下を通るのは迷信上では良くないこととされ、アンケートにおいてはあまり気にしないが多数。
では実際どうかと町で実験。すると、はしごの下を通る人は少なく、実質的には迷信を大勢の人が信じている!とあったが、おいそれは違う、つっこみの如く思う。
はしごの下を通らないのは単に危険だからであると思う人も大勢居るはずで、それを一人の思い込みで「迷信を信じての行動だ」と決めるのは、どうかと思う。
この本はどちらかというと中高生向けで、
「前向きに生きよう!」
「失敗を環境のせいにせず、問題を分析して解決案を自分で得よう!」
と説く安易な道徳的内容。
あとは「行動しなければ何も始まれない!」
としてパスツールの如く自然発生を否定し、
漠然と待とうが星の王子様は来ないよと告げるのみ。
科学的と銘打つので、少々期待していた分、残念だった。
地球の放課後
地球の放課後 コミック 全6巻完結セット(チャンピオンREDコミックス)
- 作者: 吉富昭仁
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2012/08/03
- メディア: コミック
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終末世界に、ほのぼのした日常を描いたような作品。
”ファントム”なる得体の知れないものが突如として出現。
それが人間を飲み込んでいき、 残されたのは四人のみ。
廃墟で無人化した世界で、充実したほのぼのライフを送る先にあるものとは?
端的にいってこのような内容の作品。
しかしジャンルはSFの括りに収まり、意外と面白かった。
崩壊した世界において営む日常っぷりは、悲惨さを醸さず陽気であり、
GTAばりの自由を謳歌する。
あまり日常系といわれる作品を読んだ事はないけれど、本作はすんなりと楽しめた。
後半になって、残りの枠を切り詰めるが如く急激に事態は進展を見せ、
”ファントム”の正体とは?
消えた人類はどうなったのか?
を解き明かし、流れるような怒涛の展開。
ただ、日常パートはあっさりし過ぎているため、多少読み応えがなくて、
すぐに読み終えてしまった感があり内容の希薄さを感じたりも。
しかしそのまったりとした情緒と自由な風潮は、
まるで午前中で学校を終えた後の午後のようであり、
青空における雲のように自由気ままで優雅に漂う。
ゆっくり流れてはあせりを知らず、穏やかであって色あせない。
そんな風情を見せ、ある種オールウェイズ三丁目の夕日的な懐古心を煽る内容でもあって、広い世代に楽しめる内容。
本作は括りとしてSFだろうけれど、同じぐらい日常のほのぼのした要素も強く、
素早く過ぎ去る日々の焦燥を和らげて、癒してくれるような雰囲気を醸す。
それも含めての作品名であるとは思い、実に的確な題名。
癒しSF漫画といった、大きな括りとして見れば、ドラえもんにも近いかもしれない。
最後、結末までの一気な流れは爽快で、読了感も良い。
佳作SF日常的漫画作品。
ペリカンの食パンでホットサンド!
ペリカンの食パンは焼くと美味さがグンと上昇。
なので今度はホットサンドにしてみた。
電気式のホットサンドメーカーを使用。
完成品。
その大きさは、ほぼヤマザキのランチパックと同等。
寧ろ、その大きさの類似性に驚いたほど。
左は、具にたまねぎ・鶏肉・ケチャップ・コショウ・チーズと簡易なピザ風。
右の中身はジャムとチーズという極シンプルに。
食パン自体が小ぶりなので、ホットサンドメーカーへの収まりがよく、ホットサンドに実に適した大きさ。
食べてみると、
表面はカリッと、中はもちっとしており、弾力に富む食感。
もちもちしており、ワンランク上の食感があるホットサンド。
普通に美味しい。
やはり普通の食パンと比べ引きが強く、クラムの噛み応えがある。
しかし、きれいな狐色はごく一部。
このパンは多少、焼き色が付き難いといった印象も。
比較として、同じ電気式のホットサンドメーカー使用し、
比べると、ペリカン食パン使用では、焼き目が薄い。
トーストで焼いた際にも同様に、
ペリカンの食パンは他の食パンに比べ、焼き目は付き難かった印象。
とすれば、小ぶりな膨らみ具合と併せて思うのは、
砂糖の使用量は控えめ?ということであり、
砂糖が少な目なことによって膨らみが過剰にならず抑え気味に。
同時に、イーストは砂糖から栄養を得られず、でんぷんからの糖分を餌に。
すると生地の糖分は減り、メイラードが起き難く、焼き色が付き難いのでは?
実際は分からないけれど、 ペリカンの食パンで作るホットサンドは美味い。
その事実のみは確かだった。