やる気を生む脳科学―神経配線で解く「意欲」の秘密 (ブルーバックス)
- 作者: 大木幸介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1993/02/16
- メディア: 新書
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「どうもやる気が出ないなあ‥」
そんな方には打って付けの本。
コーヒー、エナジードリンクなど、毎日飲むのもいい。
しかし、それでも毎日にやる気が出ない、
そんな折にはこの本を読めば解決!
まさに処方箋のような本っ!
人間は遺伝子機械なんていわれるが、その謂れは脳にある。
えらく気分家である脳だけれど、カレを操る必勝法はあるのだ。
自分の脳に「クソッタレ」と悪態つくよりかは、
脳さんの癖を知って、有効利用した方が賢い選択だ。
ダラダラするくせに、食欲も性欲も旺盛。
不精なことばかりに欲は沸き、サルの如く欲望にのみ順応である駄目人間になりたくなければ、その脱出口の鍵ともなるのが本書。
駄目人間から立ち直るきっかけさえも作り出す本で、
「勉強やりたくないな~」
なんていう気持ちの改善も試みる事ができる。
おすすめ。
あと現代人に足りないのは、欲に対する『飢え』とのこと。
もっと渇望しろよ!そうすれば戦後、必死で働き日本を此処まで復旧させた世代のように、やる気に満ち溢れ馬車馬の如く動けるのだという。
確かに現代の日本人は衣食住があるのが当たり前。
性欲に関したって、ネット普及の現代では以前と比べて敷居は低い。
現代人に圧倒的に足りないのは飢え。砂漠で彷徨い求める水の如く、飢えて欲を求めろ。もっと飢えろ、もっと求めろ。
もっと欲深くなれ、だ。
“Stay Hungry, Stay Foolish”
スティーブジョブズ