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book and bread mania

-日々読んだ本の書評 + メモ集 + パンについて-

パンのペリカンの食パン

パン

 

食パンといったらペリカン

そう呼ばれるほどには有名であり、今度映画化するという超有名な老舗パン屋さん。

いつか…と思いの最中、ここにも寄って来た!

 

 

ペリカンの食パン。

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予約なし、ながらも何とか購入できたのは、

食パン1斤380円。

 

 

原材料を見れば、材料は必要最低限! 

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 市販のパンと比べれば一回り小さい食パンであり、プルマン型。

 

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内層。その気泡。

実にきめ細やか。

生地を手繰り寄せると薄っすらバターの匂いが香る。 

まずはトーストせず、そのままの味を知ろうと生で食べることに。

 

食べてみると、注目の味としては、

…うん、悪くない。

ごくごくシンプル。とてもシンプル。

特筆的なのは、食感と言えよう。

とてももちもちとしており、噛み締めれば徐々に現れるその味は、どこか素朴でありそして昔懐かしい味。シンプルで雑見なく「これぞ王道の食パン!」といった味。

然し多少なりとも物足りなさを感じたのもまた事実。

美味しいけれど、すごく普通。

安心するような味だけど、普通の食パンの味。

特筆さが知名度に霞み、多大な期待は過度な負担となって評価に影響を及ぼす。

故に、「美味しいけれど…うん、まあ、普通かな」といった印象を抱かせた。

ただ生地のもっちり具合は特筆的であり、主張控えめな生地の風味と相まって、サンドウィッチ用のパンとしては実に適切であるよう感じ、あくまで脇役、合わせる物をとても引き立てる影の立役者のような存在に感じた一品。

気泡は細やかでありよく煉られたものだと想起をさせるが、けれど膨張を抑えたこの見栄えは、型によるもの?と思わせた。

すると、膨張しようとしながらも行き場の失った生地の行き着く先は内側で、そこで生地は密集しクラムが凝縮され、結果的に密度の高いクラムはもちもちの食感を。

ここのパンの秘密は、実は型にある?等と思ったり。

 

 

次にトースト。

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評判では「トーストした方が美味しい!」との声を聞き、期待。

こんがりときれいな焦げ目をつけて、食べてみた。

すると、生地はサックサク。

これでもかというほどにサックサックとし、まるでラスクのようなサクサク感!

味としても予想外に素材その物の味が引き立ち、生との違いは顕著で、違いはそのサクサク感のみならず。

味としてもトーストすると飛躍し、歯応えも味を助長し何もつけずとも美味しい。

表面サクッと、中のもちもちが著しく、実に「日本の食パン」らしい食パン。

シンプルイズベストな食パンであって、それ以上でもそれ以下でもない。

そんな食パン。

このサクサク具合のよさが、人気の秘訣なのでは?とつい思う。

 

生地のきめが随分と細かい分、トーストして焼かれた際に生地の表面もまた細かく焼かれ、そこでは表面が何層にも重なるよう区分して焼かれ、結果、普通の食パンよりも焼かれた表面の量は同じようでありながら実は違いがあり、それが生地のクラムにおける密集具合の影響では?

つまり普通の食パンよりも顕著なサクサク具合は、生地の密度の違いを思わせ、結果、従来の食パンと違いラスクのようなサクサク具合を呈すのではないか、と思う。

ともすれば、この素晴らしいサクサクの食感もまた、きめ細かい気泡の賜物!

 

 

ペリカンの食パンは、トーストするとしないのではジョジョ4部における億康の、トマトとモッツァレラを別個に食べるのと、一緒に食べたときぐらいの差は、この食パンにも違いがあるよう感じたので、ぜひとも食べる際にはトーストをお勧め。

さすれば納得の人気!

トースト向きの、おいしい食パンだった。