気づけば年の瀬であり、
一年をじっくり振り返ようとする前には翌年が訪れようとする12月末。
今年についてを思うと良いことだってあれば、悪いこともあった。
そんな最中に思うのは、
「たとえ悪いことであっても、時間が過ぎれば良い思い出に…」
とした思惟でありそれは恣意的であって欺瞞的。
けれど実際、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」というように、つらい思い出とて四六時中つきまとうわけじゃない。
すると思うのは、
「じゃあ悪い出来事って何だ?」
とした疑問。
当然、それは人間関係においてであったり、病気や怪我など。
要約すれば、”不快な状態になる”、ということになるだろう。
だがそうした状態を解消する、万能な応急処理を今年には発見。
「そんな薬があるものか!」
と言われようとも実際に存在する。
それがジョークだ。
つらい思いも、それを転換して見つめれば、なんとまあ滑稽さが目立つだろうか。
人生にとってつらいことは当然存在する。
そうした節目において、逆にそれを利用してやろう!
ぐらいの意気込みが、人生を生きる上での度胸としてちょうどよい。
逆境をジョークに。
そんな万能薬の効用の例して、「樽の底」というジョークを紹介!
プロテスタントの牧師が話しあっていた。
ひとりは、既婚者で、もうひとりは独身だった。
独身の牧師が、女はみな性悪だから結婚はしないと言った。
「いや、そうじゃない」と妻帯している方が言った。
「なにからなにまで悪いわけじゃないんだ。つまり、女というのは、蜂蜜と糞が半分ずつ詰った樽みたいなものなんだ。結婚した当初は蜜をたくさんなめられるさ。ずいぶんたてば、糞にぶつかるってわけだ」
隣でそれを聞いていた男が言った。
「牧師さん、どうやら、わしは樽を逆さまに開けちまったらしい。うちの女房と来た日には、初めっから糞ばかりだもんな」
このジョークには爆笑したw