book and bread mania

-中途半端なサウスポーによる日々読んだ本の記録 + 雑記 + パンについて-

沼津『しゃんぴによん』

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沼津のパン屋さん、『しゃんぴによん』に訪問。

 

購入したのは、ライ麦くるみ(小)とハーブ入りブールの計二つ。

 

まずはライ麦くるみ(170円)から。

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バゲットのように細長いパンで、長さは500mlペットボトルの1.5本ほど。
貴重な石白挽きのライ麦を使用とのことで買ってみた。

 

食べてみると内装のキメは細かく、そして小粒のくるみがけっこう入っている。

 

生地自体の味はシンプルで雑味ない。

甘さはそれほどなく、食事パンとしても良さそう。
もちろん、そのまま食べても美味しい。
生地はフランスパンほど硬くはなく、かといって柔らか過ぎず、適度な歯応え。

食べ易いながらも弾力ある生地だ。

内装を再び見ると、小さい断面ながらも大小の気泡が見られ、しっかりと発酵取ってることを思わせる。

引きが強い生地。
流行りのもっちりした生地とはまた違うが、歯応えあり、引きが強い。

軟らかさばかりを強調する生地よりかは、しっかり噛み締め生地の味を堪能できる、こういった生地のほうが好みだ。

 

くるみは先端から中央、隈無く入っており、くるみの味と生地の程よい食感で最後まで飽きることなく食べられる。

見た目どおりのボリュームあり、期待どおりに美味しいパンであった。
石白挽きのライ麦使用。くるみも多く入り、このボリューム。
これで170円は、はっきり言って安い!
思わずリピしたくなった一品で、このパンはおすすめ!

沼津のパン屋さんもやるな!と思えたほどの一品。

 

 

 

 次に食べたのがハーブ入りブール。

 

 

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天然酵母使用とのことで、ハーブは訊くとバジルだそうだ。
しゃんぴによんでは前日のパンを値引きして置いてあり、これはその中から購入した一品。

天然酵母のパンなので、1日置いたほうが味が落ち着くのでは?と思ったからだ。

ブールというが見た目にはクッペにも似た感じ。

大きさはソフトボールよりちょっと大きいぐらい。

 

食べると、一口でバジルの風味が口いっぱいに広がった!
今度の生地は引きが強くモチッとした食感。流行りであり日本人好みの食感だ。

 

 

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内装見るとこれも気泡の大小が見て取れ、しっかりとした発酵を感じさせる。
生地自体の味は至ってシンプル。
というか、バジル風味で満たされ、生地単独の味は希薄。
しかしこのモチッとした弾力ある生地と、香ばしい味わいの生地は、食事パンとしては丁度良い。

フレンチやイタリアンとの相性はおそらく鉄板で、そういったレストランに卸されていてもおかしくないパンに思えた。

 

もちろん、単独で食べてもなかなか美味しい。

ただ、単独ではやはりシンプル過ぎるように感じたのもまた事実。
それでも120円は安く、お買い得であると思う。