book and bread mania

-中途半端なサウスポーによる日々読んだ本の記録 + 雑記 + パンについて-

パン・オ・キュリーとダノワ・オ・ジャンボン

ブランドのパン屋さんである『フォション』で買い物。

選んだのは『パン・オ・キュリー』と『ダノワ・オ・ジャンボン』。

 

「キュリー」とはフランス語で「カレー」とのこと。

そしてここのカレーパンは揚げておらず、焼きカレーパン。

 

食べてみたのはまずこのキュリー。

 

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計ってみると重さは92g。

 

 

 

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断面。フィリングのカレーはたっぷり。

 

生地は黄色。

食べてみると、生地自体にも味があり、ターメリックの味。

若干の甘味もあり菓子パンのような生地。

 

中身のカレーフィリングは、そぼろ状のカレー。

味は原液カルピスの如く濃い目。

具材も小さめながら感じられ、美味しい。

特に奇を衒った味のカレーでなく、スパイスが効き少し辛めながらも万人受けするカレー味。

 揚げていないので口当たり軽く、ふんわりと柔らかい生地のおかげであっというまに食べ終えてしまう。

そんなカレーパンだ。

しかし食べ進めると、口には辛さが残り、思いのほかスパイシー。

 辛くて美味いが、辛いカレーが苦手な人は少し苦手かもしれない。

それでも揚げずに美味いカレーパンは流石と言える。

 

 

次に食べたのがダノワ・オ・ジャンボン。

「ダノワ」とはフランス語でデンマーク風の(パン)という意味らしく、英語では デニッシュとのこと。

 

 

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こちらも計ると、1個の重さは75g。

 

 

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断面。層が確認できる。

 

食べてみると、デニッシュ生地だけあり、サクッとしている。

購入して少し時間が経ち、リベイクせずに食べたが、生地にはデニッシュ特有の油脂感が存分にある。

なので生地のみで食べても美味しい。

 

中にはジャンボンことハム。そしてマスタード。あとピーマンが少々入っていた。

ハムは生地のほぼ全面積を占め、おかげですぐに生地とハムとで味わえる。

 なのでクロワッサンサンドの如く、デニッシュ生地とハムとの組み合わせを堪能。

リーンな味わいのハムとリッチなバター風味のある生地。

相性が悪いはずはなく、シンプルが故に両者が際立ち美味しい。

 

マスタードもハムと生地の風味を際立たせ、そして生地の中央にはマヨネーズのようなソースがトッピングされており、全体の味をまとめ味の向上に一役買っている。

 

美味しい。

バランスが取れた惣菜パンで、ハムが包まれているので、これはもうサンドとも呼べるかもしれない。

デニッシュ生地のサンドを味わえる一品としては、クオリティが高く感じられた。

惣菜パン1個で200円以上と言う値段も、サンドとして考えるならば安いかもしれない。

 

キュリー、ダノワジャンボン共に美味しく、なかなか満足できた。

甘めのデニッシュパンのみならず、こうした充実感ある惣菜パンを置いているのは流石で、嬉しいものだ。

値段高めのブランドパン屋さんだけはある!