猫。
2月22日は猫の日らしい。
猫といって思い出すのは、実家の猫。
実家では2匹の猫を飼っている。
親子の2匹で、母子家庭。
しかし「ほんとに親子か?」というぐらい仲が悪かったりする。
母猫の方がいつも気が荒く、息子猫の寝ている場所をとったり、ケンカか遊びか分からないけれど、息子猫によく猫パンチを繰り出したりしている。
一方、息子猫は正反対にとても温厚な性格。
だから母猫にやり返す事はほとんどなく、母猫に気を使って生活をしている感じ。
その後、息子猫は2歳に。
それでもおとなしく、性格も、母猫に対する態度も変わらなかった。
うちの家族に対してもおとなしく、お腹が減っていても、言わない事もあった。
そんな折、少しほっこりした光景。
ある日、母猫が「ご飯がない!ご飯がない!」と空になったご飯皿の前でニャーニャー騒ぐ。
よくある事で、それでいつも通りご飯をあげる。
すると不思議にもサッと、そのご飯が盛られた皿の前から退いた。
いつもなら一目散にがっついているところだ。
おかしいな?と見るとその母猫のちょっと後ろには息子猫の姿。
母猫はそんな息子猫の姿も見ず、歩いていってしまった。そして息子猫がそのご飯をがっついて食べる。
いつもは息子猫に対して気を使わず、かわいがるしぐさを見せない。
そんなくせに、実は息子猫が寝ているときに、そっとその頭を舌で撫でるように舐めてやってるのを知ってる。
息子猫が体調を崩し、病院に行ったときには、落ち着かず家中をウロウロと歩き回っていたのを知ってる。
全く、とんだツンデレ母ちゃん猫だ。
クロワッサン特別編集 やっぱり、猫は不思議。 (マガジンハウスムック)
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