2月に読んだ本からのオススメトップ10
2月中に読み終えた本は31冊。
そのうちから厳選!
オススメできるトップ10を紹介!!
第10位
調理場という戦場―「コート・ドール」斉須政雄の仕事論 (幻冬舎文庫)
- 作者: 斉須政雄
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/04
- メディア: 文庫
- 購入: 5人 クリック: 23回
- この商品を含むブログ (67件) を見る
記事にもした一冊。
働く上で本当に重要なもの。 - book and bread mania
啓発本、日本人による著書で、ここまで良い本はあまりないと思う。
第9位
シンプルイズベスト。
薬は体に何をするか - book and bread mania
これも記事にした一冊。
分かりやすい+無駄がない+必要最低限の情報。
第8位
科学的的陳述に富み、『新書=手軽 』と言うイメージを覆すほどアカデミック!
だがそれが良い!!
多少難解さはあるが、それを乗り越えた先にこそ、 ワインの真理がある!
ワインにとって重要である”発酵”はパンにも深く関わるものであり、
パン作りやパン好きな人にもオススメできる。
隠れた名書!!
第7位
水と体の健康学 なぜ熱中症には真水が危険?肉食系は超硬水でダイエット? (サイエンス・アイ新書)
- 作者: 藤田紘一郎
- 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
- 発売日: 2010/06/18
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 4回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
かわいい表紙とは裏腹に、ガッツリ水について解説する内容。
水と言っても一概に済ませられるものではなく、かなり奥深い。
その奥深さの一端を知れる一冊。
第6位
DNAに関する科学エッセイを集めた一冊。
科学エッセイと言っても内容は深く、癌遺伝子のメカニズムについての詳細、
またテロメアについての記述もあり興味深い。
その中でも特に興味深かったのは、風邪のウイルスを癌抑制の因子にしようとする研究や、性的行動は遺伝子が定めていることかもしれないとする研究。
出版は2000年で、載せられているエッセイはもっと古いが、あまり古さを感じさせない内容だった!
第5位
- 作者: スティーヴン・D・レヴィット/スティーヴン・J・ダブナー,望月衛
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2007/04/27
- メディア: 単行本
- 購入: 34人 クリック: 437回
- この商品を含むブログ (246件) を見る
ここにも記載。
ヤバい経済学 [増補改訂版] - book and bread mania
経済学、統計学と聞くと敷居高く感じるが、内容はユーモアに富み面白かった!
第4位
かなり理論的で本格的な本。
吸水率100以上のパンを作ると言うのには仰天した!
本当か?と疑うほどであったが、この本を読むと最後には納得。
この本を読むと、パンの新たな可能性を感じさせてくれる。
と同時に、これまでのパン作りに関する常識を覆された。
”パン”という物の可能性を存分に感じさせてくれる1冊!
パン好きの方にはぜひ一読してもらい本だ!!
第3位!
ここでも紹介。
ただただすごい。圧巻。
第2位!!
- 作者: フランセスアッシュクロフト,Frances Ashcroft,矢羽野薫
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2008/05/02
- メディア: 文庫
- 購入: 12人 クリック: 64回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
良いサイエンス本!
気圧が人体に与える影響を、一般的にそこまで気にする事はないだろう。
しかし気圧こそは、人体に多大な影響を与えている!それは生死を左右するほどに。
この本を読むと、身近に多くの”危険”があるのだと知れる。
それら危険はテレビや映画の向こう側にある”無関係の危険”ではなく、実に身近に、死に繋がるような危険はある!
内容にはぶっそうなものばかりでなく、スポーツ生理学などもあり、これなどはスポーツやる人には必見。
パフォーマンスを向上させるための科学的知見は実にためになる!!
また、海での遭難時にはできるだけ体を動かさず体温を下げないようにすることが重要など、サバイバル術も学べるのもためになる。
この本は人体における各影響下の科学的知見を得られるのと同時に、緊急時におけるサバイバル術も学べるお得な本。内容も面白い。
第1位!!!
広い宇宙に地球人しか見当たらない50の理由―フェルミのパラドックス
- 作者: スティーヴンウェッブ,Stephen Webb,松浦俊輔
- 出版社/メーカー: 青土社
- 発売日: 2004/06
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 177回
- この商品を含むブログ (77件) を見る
この本を読む以前は「宇宙人は存在する」と信じて疑わない派であった。
宇宙の広さを思えば、当然の事とさえ思っていた。
それがこの本を読み終える頃には「宇宙人って居ないじゃないか?」と思うようになっていたのは自分でも驚き。
ただしこの場合は「知的生命体は居ないのでは?」という疑問だけれど。
この本を読むと如何に地球の環境が奇跡的であり、そして紙一重の環境で成り立っているのかが分かる。地球の生態バランスは凄い!
それこそ「まさか?」と思っていた「創造論に真理があるのか?」とさえ思える。
自分にとってパラダイムシフト、自分の概念の偏りを実感させられ、自意識を覆された。
科学的な良書ながら読み物としても楽しめる。大いにオススメ。
あとフェルミ氏の化け物さも知れるよ。