book and bread mania

-中途半端なサウスポーによる日々読んだ本の記録 + 雑記 + パンについて-

ドンク創業111 周年記念フェアのパン

ドンクが創業111 周年記念フェアを催していたので、そのパンを買ってみた。

 

購入したのは2個。

 

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抹茶ショコラブラン。

”抹茶とホワイトチョコチップを使った和と洋の新しい組み合わせ”とのこと。 

 

 

全体的にはあまり大きくはなく、全長は13cmほど。

1個の重量91g。

 

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内層。気泡は細かめ。

抹茶色で、ホワイトチョコは固形では特に見当たらず。

断面からは穂のかに抹茶の香りが漂い、濃厚さを思わせる。生地の感触はすこし硬めで、ソフトフランスのよう。

 

食べてみると、香り同様に抹茶の風味が濃厚!

苦さはなく爽やかな清涼感も思わせるその風味は生地が甘めだからであり、その甘さこそホワイトチョコ!

その塩梅、抹茶とホワイトチョコバランスが絶妙で、想像以上に美味しい!

生地の色合いに、比例するかのようにしっかりした抹茶味で上品に思わせ、それでいながら生地に溶けさせたホワイトチョコチップによる甘みで万人向けに仕上げてある。

そして1個があまり大きくないものの、ソフトフランス並みの硬さはあるので多少噛み応えがあり、これ1個でも噛み締めて食べれば案外満腹感もある。

この大きさで216円、ちょっと高いのでは?と思えながらも食べれば納得のクオリティで、予想していたよりも美味しい。

定番化して良いのでは?と思えるほどの一品だった。

 

 

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もう一つはパン・ペイザン。

全粒粉とライ麦入りのシンプルな食事パン。

購入したのは1/4ながらも、その重量は115gと意外にある。

 

その個性を味わおうと単独で喰う。

 

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内層。良い具合のでこぼこ。

 

食べてみると生地は硬い!

パッサパサに感じる硬さで、数日置いたかのようなパン、旅人が持っていそうな感じのパンであり、乾燥地帯を思わせるパン、そしてこれらの言葉は全てが賞賛の言葉!

 

生地の味はおとなしく無味に近い無機質感。食事パンなのだからそれでちょうど良く、しかしこの無味に近く雑味を感じる素朴な味わいが好ましくとっても美味しい。硬く粗暴で昔の西洋パンと言った印象のこのパン、伝統的な味わいを堪能できるようで実に好みだった!