あるノンフィクション本の一箇所。
そこの文章があまりに秀逸。
その卓越した表現力に、電車内にもかかわらず吹いたので、
これはと思って紹介。
状況としては、スポーツカーに乗車し走っているところ。
屋根がはずされており、風がたいへんな勢いで吹きつけるので、よけいにスピードが速く感じられる。
帽子をかぶっていないので、はげている部分を隠すためにヘアスプレーで固めた髪がひとかたまりになって旗のようにはためき、やっかいなことになった。
髪が何度も何度も顔を殴打し、私は自分の遺伝子に打ちのめされているような気分になった。
読み返しても吹いてしまうw