答えがあるほうが難しいのかもしれない。
一応クリエイティブ系の仕事をしてる。
一般的に、そういう仕事では「答えがない」と言われることが多い。
たとえば哲学なんかでは答えがない設問も多く、人によっては「答えがないことが答え」なんてゴールドEレクイエムみたいなことを言ってきたりする。
だから一般的には「答えがない」問題の方が難しいと思われる。
けれど今日ふとした瞬間に「実は違うのでは…?」と思う瞬間があったのでこれを綴っている。
たとえば、数学には答えがある。
しかし答えがあって、その答えにすぐ納得できるのであれば、誰も数学を苦手とはしないだろう。
答えがあって、そこまでには答えに至る過程がある。
その過程が難しい。
それは数学に限ったことじゃない。
政治や経済、社会における諸問題にも答えはある。納得できる答えが。
問題は過程にあって、問題に対する答えはそこに含まれない。
一般的には、答えがない問題の方が難しいものだと思われている。
でも、実際は逆かもしれない。