book and bread mania

-日々読んだ本の書評 + メモ集 + パンについて-

ヤマザキ『うぐいすぱん』

ヤマザキのうぐいすぱん。

 

随分と昔からあるらしいこの菓子パン。

然し食べた記憶はなく、ならばどんな物かと手に取ってみた。

半額+あんぱんであるのも購入因子。

 

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丸くて意外と大きい。1個の重さは120g!

 

 

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断面。

想像したほど、餡は緑色が濃くなかった。

 

大豆でなくウグイス豆(アオエンドウ)使用によっての緑餡。

持つと生地の感触は見た目どおりで普通。

食べてみると、

生地は少々ボソッとし、そして予想外に生地自体も甘め。

 

そして餡。

注目のうぐいす餡は、これまた予想外に美味しい!

甘さ強めの昔風の味であって、昭和レトロを思わせる古風な感じ。

古風な甘さ、といって弊害でないほどには旧前衛的な強めの甘さ。

餡の量は多過ぎず、生地の中へほぼ均一、満遍なく入っている。

たっぷりではなく、生地に合せて広く散布しているといった印象。

意外と生地に歯応えあるのも印象的で、昔ながらのパサッとした菓子パンの生地を思わせる食感。

そして普通のあんぱんである小倉餡とは当然多少なりとも風味は違い、このうぐいす餡の方が粘り気ある甘みを感じた。

 

全体としては、ウグイス豆の餡にそれほど親しくないので、この餡の味はどちらかといえば和菓子を想起させる。故に饅頭風に味わえるパンといって過言でなく、懐かしがる人も和菓子を思い描いてのことではないかと思わせる。

可もなく不可もなくの水平飛行、安定した美味しさを保つ菓子パン。

 

この類のパンは食べて「美味しいっ!」というよりかは「うんまあいつもどおり」と味に安定を求める種の一品だと思うので、普及点。

安らぎもたらす菓子パンだ。