セブンイレブンのカレーパンとコロッケパン
セブンイレブンでパン100円セールをやっていたので、普段あまり買うことがないのだけれど今回ためしにと買ってみた。
それで買ったのは二つ。
『コクと旨みソースのコロッケパン』
『がっつりカレーパン』
まずは『がっつりカレーパン』から試食。
重量は一個124g。
今回はそのままで食べることに。
すると生地の厚さが意外と目立つ食感。
カレーは中に多めに入っていて、その味自体としてはマイルド。
生地は揚げてるはずなのに案外モチモチしていてそのままでも美味しい。
カレーの量が多いことで厚めの生地にも味負けしてなく、全体として生地のカレーとのバランスが良い。なので生地と一緒に最後までカレーをしっかり味わえた。
あと思ったのは、カレーの味はほんのりスパイシーで油脂感が強いって事と、なによりドーナツ生地の美味しさが意外だったということ。
次に『コクと旨みソースのコロッケパン』。
一個の重量は158g。
パンのサイズにしっかり見合うほどにコロッケは大きめ。
食べてみると、パンはしっとり。
コロッケ自体はソースの味を含めて甘い味。
まったく持って普通の味のコロッケであって
「特徴のなさが反って特徴では?」と安易ながらに思えたほど。
例えるならのり弁の少し豪華版の、コロッケのり弁についてくるようなコロッケの味で、換言すれば業務用冷凍コロッケそのものの味。
ただ味はいたって普通であっても大きさはある。
だから食べ応えは案外あって、朝食はこれ一個でおそらく十分なほど。
そういった意味ではコスパいいかも。
ただ全体的に大味。
大きいのが良いだけの至って普通のコロッケパン。
その普遍性と食べ応えが人気の理由かと。
蛇足。
コロッケパンを食べて最初に感想をまとめるとき、ふと誤字ってしまい
①「大きいのが良いだけの至って普通のコロッケパン。」
と書こうとしたところ、
②「大きいのが良いだけね至って普通のコロッケパン。」
と間違える。
しかしそこでは、むしろ間違えた文章のほうが「面白いな」とふと気づく。
最初に書こうとした①では、感想として無機質だが、誤って書いた文章の②では、
「だけの」が「だけね」と口語風になったことで、そこに人格が宿り、
姐さん的キャラによる、辛辣な意見を呈している情景がありありと浮かんできたからだ。
そんな一文字違いで、これほどにも文章によって感じるもの、見えてくるものが違うとは、まことにいとをかし。