book and bread mania

-中途半端なサウスポーによる日々読んだ本の記録 + 雑記 + パンについて-

2017-01-01から1ヶ月間の記事一覧

ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか?

ファスト&スロー(上) あなたの意思はどのように決まるか? (ハヤカワ・ノンフィクション文庫) 作者: ダニエル・カーネマン,村井章子 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2014/06/20 メディア: 文庫 この商品を含むブログ (24件) を見る ヒューリスティックと…

延命に見る ”+” と ”-” と ”ゼロ”

こういった延命関連の記事を見て、ふと思ったことであり、 酩酊状態のようにして綴った内容であるので、あしからず。 確かに、上記の技術が確立されれば延命につながり、 人の寿命はさらに延びると思う。 けれど、有史以来、人類は医療技術を発展させ続け、 …

粋な言葉

最近触れた、粋な言葉。 昭和元禄落語心中の2期目、 その三話目、印象的だった粋な台詞。 それは、 相手に込み入った事情があり、 そこに踏み込んでほしくない、と相手がした時、主人公が返した言葉。 まず、「ならもう話してくれなくていいや」と言い、 続…

パンの祖の祭りに行って来た!

韮山で毎年、行われているパンのイベント。 それが”パンの祖の祭り”! 日本で初めてパンを作ったとされるのが、 韮山代官・江川太郎左衛門という人物。 その業績を讃え、 所縁であるこの地において行われるパンの一大イベント! 会場は韮山駅に隣接する施設…

興味深いな、と思ったこと。

因果の誤謬について。 例えば、テーブル上に白い箱と黒い箱の二つがある。 そこで白い箱を、黒い箱に接近させる。 そのとき、黒い箱が離れるようにスッと動くと、人は 「あっ、白い箱の影響で、黒い箱は動いたのだな」 とつい思ってしまう。 しかしこれは間…

病気時の混沌

しんどい。 それでも少々体調よくなって動けるようになれば、 気付くは、喰う物なし。 食物なくして栄養得られず。 身体はまだしんどく、源平討魔伝で言えば蝋燭1本しかないんじゃないか? と思える体調。 風前の灯火ながらも奮起し、近所のスーパーへなんと…

777

近所のスーパーで買い物。 すると、その会計がちょうどの777円! これは引きがいいなと思って帰宅をすれば、 夜になって感じる、妙な寒気。 引き当てたのは風邪のみだった。

烏有此譚

烏有此譚 作者: 円城塔 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2009/12/16 メディア: 単行本 購入: 3人 クリック: 47回 この商品を含むブログ (34件) を見る 人は犬にはなれないのだから、犬の気持ちはわからない。 しかし、犬の気持ちをわかろうとすることはでき…

歴史は「べき乗則」で動く

歴史は「べき乗則」で動く――種の絶滅から戦争までを読み解く複雑系科学 (ハヤカワ文庫NF―数理を愉しむシリーズ) 作者: マーク・ブキャナン,Mark Buchanan,水谷淳 出版社/メーカー: 早川書房 発売日: 2009/08/25 メディア: 文庫 購入: 28人 クリック: 196回 …

スキエンティア

スキエンティア (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL) 作者: 戸田誠二 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2010/01/29 メディア: コミック 購入: 10人 クリック: 84回 この商品を含むブログ (26件) を見る 絵が綺麗めで、人情メインの、藤子・F・不二雄の短編作品とい…

傷物語

傷物語 (講談社BOX) 作者: 西尾維新,VOFAN 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2008/05/08 メディア: 単行本(ソフトカバー) 購入: 44人 クリック: 699回 この商品を含むブログ (359件) を見る 正月に映画『傷物語Ⅰ 鉄血篇』を観ては、そのあまりの短さと内容…

2016年に読んだ本でのお勧め

去年2016年に読み終えた本は436冊。 乱読ゆえ、良い本もあれば、当然に駄本もあるし、屑本も。 さすれば良い本という定義は千差万別で、どれもが甲乙つけがたい内容。 よってここでは順位式ではなく、印象に残り「面白かったな!」と思う、良本をいくつか紹…

新たな試みで読んだ小説一冊。

ふとした思い付き。 いつもなら、小説を購入する場合には 評価やあらすじなど、事前情報を知った上で購入。 もしくは、好きな作家である場合に購入。 しかし新年早々、ふと「全く事前情報もなしに先入観もなしに一冊選ぶのも面白いかも」と思い、なんとなく…