book and bread mania

-中途半端なサウスポーによる日々読んだ本の記録 + 雑記 + パンについて-

パスコのバターチキンカレーパン

パスコのバターチキンカレーパン。

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フィリングに”バターチキンカレー”を入れたのが特徴的な一品であり、生地の見た目はパイ生地っぽい。
説明によるとデニッシュ生地だそうで、

それでも一個あたりのカロリーは262と控えめ。

揚げたカレーパンと比べれば少なく、デニッシュ生地においてもこの数字。如何に揚げることが高カロリーかを示す事例のようにすら感じる。

 

一個の重さは89g。

 

カロリー表記がこの重さに準ずるならば100gあたりのカロリーは約294。デニッシュ生地の菓子パンとしては比較的少なめ。

 

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断面。
覗くと想定外にカレーの量は乏しい!

手に持つ感触としては柔らかくデニッシュ生地の油脂さもなく手はべた付かないほど。


食べてみると、
生地は意外と柔らか過ぎず、柔らかいながらも咀嚼する程度の歯応えはある。

焼かず生の六枚切り食パンを口に入れた時ほどの食感。

フィリングのカレーは意外と独特。

バター由来なのかは定かでないにしろ、油脂を感じるコクと、市販カレールウを牛乳で作ったようなまろやかさ!

カレーは具感が稀薄で量自体も少ない。
濃い目の味で生地と食べる分には申し分ないけれど、もう少し量がほしいところ。
辛さは控えめで、最後に軽度な余韻を残す程度。

なので子供向けの辛さといったところ。

 

総括。
カレーはコクがあってなかなか美味しい。

しかし量は少なく物足りない。

デニッシュ生地にした良さも皆無で、これならまだソフトフランスのような歯応えある生地の方が良いのでは?とつい思う。

バターチキンカレー!にデニッシュ生地!

というわりにはどちらも主張が弱く、

カロリーの低さが皮肉にもそれを物語っている様子。

それなりの美味しさと微妙なヘルシーさ。

どっちつかずの、中途半端なパンだった。