book and bread mania

-中途半端なサウスポーによる日々読んだ本の記録 + 雑記 + パンについて-

スーパーの中にあるベーカリーのパン。

スーパー内にあるベーカリーのパンを購入してみた。

 

 

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三つ。

右からチーズのパン、芋餡クロワッサン、レーズンバターミルククリームパン。

 

食べてみると、

チーズのパンは

 表皮がチーズで焦がしてあり、持つと見た目の印象から外れて軽い。

生地。予想に反して内部にチーズなし。けれど表皮の焦がしチーズが思いのほか濃厚。

なので生地の中にチーズがなくてもちょうどよいほどで、意外とチーズ味が濃厚で美味しい。

 

芋餡クロワッサンは、

細長い見た目。持つと軽く、食べると生地は若干のみサクッとして洋菓子のよう。

意外なのは生地自体に芋の風味が練り込まれていた事と、餡が通常のあんこと芋餡の2種類が中央に入っていたこと。練り込まれた生地は芋の風味がしっかりとあり風味豊かで美味しく、餡は甘さ控えめで甘めの生地と相性が良く、バランス整った味。

これも思っていたよりも美味しい。

 

レーズンバターミルククリームのパンは、

けっこうずっしり。生地は乾燥したてのように硬め。

食べると、中心切れ目に沿ってミルククリーム思いのほかたっぷり。

練乳風味のクリームとレーズンパンの相性が悪いはずはなく、

油脂感の強い固形状のクリームながらも、まあまあ美味しい。

 

総括、感想としては、スーパー内のベーカリーなのでおそらく冷凍生地。

そして安価な値段。その割にはまともだったという印象。

 

味としては値段相応でなく、想像していたよりも美味しかった。

可もなく不可もなくでいえば可。

しかし油脂感たっぷりで味の誤魔化し少々感じ、

油脂をうま味と錯覚する脳に対する皮肉が如く大味な味わい。

まるで”ラード塗ったパン”を主食としていたプロレタリアを想起するような、 カロリー豊富そうなパン群、なかなか美味しかった。