うまいソースは卵ご飯をごちそうに。
近所のスーパーで安くなっていたので、購入してみたこのソース。
食べると、なるほどうまい。
しかし実際には「トリュフってなに?」って言えるほどにはトリュフに含蓄なくて、食べたことはない。だから、これが「実にトリュフの味!」とは言えないが、「これがトリュフの味か…うまい!」って洗脳されるに足る味のソース。
その味としては、旨みが濃縮したようなもので、例えるなら「すき焼きのたれの塩気の割合いくらかを旨みに変換したような味」。
旨みばかりが濃厚な味であって、一昔前の中華店で出されたら「ぐえーチャイニーズ・レストラン・ シンドロームにかかるンゴ」ってぐらいには旨みが濃い味。
卵ご飯にすると「これはうまいっ!!」と驚いた。
けれどトリュフ食べたことある人がこれを舐めてみて「全然トリュフの味と違うじゃん!」と言われればぐうの音も出ない。
「とんかつを食べたことのない人にこの味は…」
「チョコ食べたことない人にこの味は…」
これらと同様であって、このソースの味は「トリュフを食べたことがない人にこの味は分からない」と言えるような味。
そう信じられるほどには、なかなかの鋭いおいしさ。
味には妙なセレブ感も付随する。
結局、なにが言いたいかと問われれば、「卵ご飯はうまい」。