久しぶりに動物園に行ってきた。
日曜だけあって人が多く、仕事疲れの癒しを求めて行ったものの混雑具合によって逆に疲れた感も。
動物園の動物を一歩退いて眺めてみれば、動物を眺める人たちの後姿も目に入り、動物園の動物を眺める動物を眺めている状況。
だから動物園の”動物”は、来園者のことを含めているんじゃないかとふと思う。
あと最近印象的だったのは、少し年齢差があるように見えたカップルのこと。
若い女性と年配の男性の組み合わせで、このカップルは有名ブランドの袋をいくつも手に抱えていて、成金的にも記号的にもブランド品が好きなんだと思わせるには十分な見た目で、けれどそれだけなら別段印象にも残らなかったと思う。
それでも尚、そのカップルが印象的に映ったのは彼らが信号無視をしたからだった。
ブランド品を欲するのは、自分を飾るため。
それは外見的なことはもとより、内面的な意味(ステータスとしての)も同時にあるはずだ。しかし彼らはそうした内面性をブランド品によって誇示しながらも、信号無視をすることによって無効にする。
こうした一種の矛盾性がクリエイティブに感じられて、何だか新鮮だった。
都会の人はやっぱり面白いね。