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book and bread mania

-日々読んだ本の書評 + メモ集 + パンについて-

マーク・トウェイン『ちょっと面白い話』

 

ちょっと面白い話 (旺文社文庫 568-4)

ちょっと面白い話 (旺文社文庫 568-4)

 

 マーク・トウェイン大先生による本で、エッセイ的であり名言集的な内容。

なかなかの金言ぞろいでもあって、印象的だったものをいくつか紹介。

 

われわれは虹を見ても、

未開人が抱くような敬虔な気持ちをもつことがない。

というのも、虹がどうしてできるか、知っているからだ。

われわれは、そうしたものを詮索することによって、

獲得したのと同じだけのものを、失っている

 

真実は われわれの 持ちものの なかで

いちばん 高価な ものだ

だから 節約して 使おう 

 

彼らに会ってみると この30年のあいだ 少しも変わってはいなかった。

しかしその奥さんたちは すっかり老けこんでいた。

奥さんたちはみんな 立派な人たちだった。

まったくシンドイことなのだ

立派でいるということは

 

 石化した思想に 忠義な者が 鎖を断ち切り

人間の魂を 開放した ためしはない

 

霊魂の不滅性

それを証明する ことがらの一つに

数限りない人間が それを信じてきた ということがある。

しかし彼らはまた こうも信じていた 

地球は平坦だとも

 

人間は みな 月だ

誰にも 見せた ことのない 

暗い 面を もっている

 

裸のモデルが 着物をきてから(ローマでのことだが)

ちょっぴり女らしさを のぞかせた

台をおりるとき くるぶしがむき出しになると

あわててそれを 隠したからだ

 

事実は

小説よりも 奇なり

ある人に とっては そうだ

しかし わたしは ある程度 事実に 精通している

事実は

確かに 小説よりも 奇だ

しかし それは 「小説」が 可能性に

執着して いなければ ならぬ からだ

「事実」は ちがう

 

夢をすててはいけない

夢がなくとも この世にとどまることはできる

しかしそんな君は もう生きることを やめてしまったのだ

 

 

最後に「皮肉が利いていて面白いな」と思ったのがこれ。 

古典

みんなほめるだけで

読みはしないご本

 この言葉を読んで、つい思い出したのは、

ラジオ番組の『伊集院光深夜の馬鹿力』。

そのひとつのコーナー。

それは『テツトモ風に「世の中のなんでだろう?」と思ったことを投稿する』コーナーでの、ネタひとつ。

村上春樹の本よりコロコロコミックのが面白いのはなんでだろう?」

これはある種の、真理なのかもしれないw